花火
本人ですら存在を忘れかけた頃に更新されるのが、このブログの特徴である。
嫌いなもの。
祭り、宴会、人込み、酒、煙草。
そんな私が、生涯三度目となる花火大会観覧に出かけた。自分から行くと言い出したのは、もちろん初めてである。
茨木辯天で行われる花火大会がある。これが、自宅から見えるのである。その日たまたま休暇であったため、娘達を抱いて、観覧することができた。
生まれて初めてみる花火に、目を丸くする娘達。空に向かって「ばーん」と声を上げていた。花火が気に入ったようだ。
ネットで花火大会を検索する。残念ながら、ほとんど終了していたが、条件の合う大会を見つけることができた。
「いたみ花火大会」
土曜日の開催。時々ショッピングに出かけるダイヤモンドシティの近くである。ダイヤモンドシティから見えるに違いない。買い物がてら、花火観覧に出かけよう。
わくわくしていた。娘達の喜ぶ様子がうかぶ。
そして、忘れていた。さほど花火に興味がないことを。一種のお祭りであり、人込みであることを。
そして、考えていなかった。人込みで酒や煙草を呑む下種がいることを。
観覧用に開放されたダイヤモンドシティ駐車場の一角に陣取り、開始を待った。19:00には始まると思っていたが、始まらない。
酒と煙草の臭いで頭痛がした。ノノは寝てしまった。既に周りを取り囲まれて、出るにも出られない状態である。二度とくるものか。絶対に人込みには行かない。後悔しきりである。
結局20:00過ぎまで待った。
ドンドン。始まった。
ノノをゆすり起こした。
ノノは最初寝ぼけていたが、やがてはっきりとした顔に変わり、目を丸くして空を見上げていた。ナナは楽しそうにはしゃいでいる。
間近で見る花火は、娘達の心に響いただろうか。
やがて、ナナが眠りについたため、途中であったが引き上げることにした。
私はといえば、背中を向けていて、花火はほとんど見ていない。その分、娘達の笑顔が沢山見れたのだから、満足である。
来年は、室内から観覧できるところを探そうと思うのである。






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